今回はマキネッタの使い方とともに、実際にカフェオレを作ってみたいと思います。
bialetti(ビアレッティ) のモカエキスプレス4cup用。
4cup用といっても一般的なマグカップで4杯分作れるわけではありません。
エスプレッソカップでの4杯ですので、
マグカップだと2杯分くらいに相当します。
①豆を用意
今回使用する豆はコロンビアスプレモのフレンチロースト。
(好みにもよりますが、フルシティ~イタリアンローストあたりがおすすめ)
まずは、冷蔵庫から出した豆をメジャーカップですりきり2杯(20g)分用意して、
ミルの中に入れます。(お湯が沸くまでの間に常温に戻していきます。ここではまだ挽きません)
②牛乳を温める
続いて、牛乳を260mlレンジで温めます。
このあたりはマグカップの大きさにもよりますので微調整が必要です。
③お湯をタンクに注ぐ
安全弁の真下あたりを目安に入れます。
水を入れるのでは無く、沸騰したお湯を入れるのがポイント。
お湯をセッティングすることで火にかけた時に瞬時にエキスを抽出することができます。
※同時にマグカップにもお湯を注ぎ温めておきましょう。
④挽いた豆をフィルターバスケットに詰める
先程お湯を入れたタンクの上にフィルターバスケットをセット。
(※お湯を入れているのでタンクはかなり高温になっているため注意が必要です)
ミルで常温まで戻した豆を「細挽き」に挽いてきます。
エスプレッソマシンの場合は「極細挽き」にしますが、
マキネッタの場合は目詰まりや抽出に時間がかかる等の理由から
「細挽き」を推奨します。
スプーン等を使ってフィルターバスケットに豆を詰め、
表面を平らにしていきます。
この時、タンクの縁に豆が残っている場合は必ず取り除いてください。
タンクの縁は上部との連結部分になるため、
豆が残っていると隙間ができて圧力が逃げてしまい、
蒸気やお湯が漏れる危険がありますのでご注意ください。
⑤マキネッタを火にかける
五徳のサイズにもよりますが、
マキネッタが安定しない場合は火にかけても問題のない網を設置します。
(※ちなみに私の使っている網はダイソーで100円のもの)
火の大きさはタンク底面の直径くらいに調整します。
⑥火を止めてサーバーに注ぐ
注ぎ口から湯気が出てきてコポコポと鳴り始めるので、
ある程度抽出が終わったら火を止めます。
※この動画は35秒あたりでしゅーっと鳴ったところで終わりますが、
この後安全弁が作動してピューッと高音が鳴り圧力を逃してくれました。
火を止めてからもマキネッタ内には圧力がかかったままなので、
数分間は抽出が続きます。
その間にマグカップのお湯を捨て、先程温めておいた牛乳を注ぎます。
サーバーに牛乳の膜が残ることがあるので、やかんに残ったお湯できれいに洗い流しておきます。
湯気が出なくなったのを確認して容器に注ぎます。
(※注ぐ時にフタの隙間から蒸気が漏れて手に直撃することがあるので、
鍋つかみをすることをおすすめ)
⑦完成
お好みにあわせて撹拌してください。
まとめ
正しい手順で淹れると美味しいエスプレッソを抽出できます。
マキネッタを使うだけで、
カフェオレやカフェラテ等のアレンジコーヒーを簡単に作ることができるので、
ハンドドリップと併用するとレシピの数も増え、
自宅でのコーヒーライフがぐっと広がりますよ。
次回は正しいお手入れ方法をご紹介します。
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