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2019年4月30日火曜日

星乃珈琲のハンドドリップコーヒーから感じた人気の秘訣とは


自分でコーヒーを淹れるようになってから、
店でいただく機会がうんと減りました。
(コンビニのテイクアウトはちょこちょこするんですけどね😁)

それはコーヒーが自分の生活になじんでることの裏返しでもあるので、
ある意味喜ばしいことなのですが、
たまには人気店に足を運んでインプットもしないとなぁと思いまして、
職場の近所にある星乃珈琲まで。



星乃珈琲が扱うコーヒー豆のグレード



上の画像から見るに、
スペシャルティとプレミアムの間のグレードの豆を扱っているようです。

コーヒー豆のグレード4種とは


スペシャルティは耳にしたこともあると思いますが、
それ以下のグレードって聞いたことありませんよね?

ざっくり言うとカッピングの点数によって定まる基準

と言ってもよくわからないと思うので、
簡単に説明するとこんなかんじです。

スペシャルティコーヒー

高品質のコーヒー豆で、
生産地、生産処理、ロースター等、生産者の顔が見えているもの。
ex)パナマ ラ・エスメラルダ ゲイシャ、コスタリカ エル アルト  etc.

プレミアムコーヒー

品種、生産地が明記された品質の高いコーヒー。
※個人的に手網焙煎してる豆はこのグレードです。
 ex)ハワイコナ、キリマンジャロ etc.

コマーシャルコーヒー

コンビニやスーパーで購入できるコーヒー

ローグレードコーヒー

缶コーヒーやインスタントコーヒーの原料

ブレンドコーヒーを注文してみた




注文したコーヒーは彦星ブレンド
酸味を抑えた程よい苦味の重厚なブレンドとのこと。




店員さんからコーヒーを受け取ってまず感じたこと。

めちゃめちゃカップが熱い 。

コーヒー自体の温度もかなり高く、
普段自分で淹れる時より10℃以上は高いんじゃなかろうか?

以前バイトしてた喫茶店にもありましたが、
ドリップ後にサーバーごと温めてるのではないかと思われます。
(注)あくまでも個人の予想です。



これはきっと

『コーヒー=熱い飲み物』

というのが世間のイメージで、
それを求める人達が多いからだと思うのですが、
個人的にはそこまで熱くされると全く味がわかりません😂

が、冷めてくるとだんだんと霧が晴れていき、
重厚にドリップされていることがわかります

あまり癖のないその味から考察するに、
いい意味で食べ物を邪魔しないように個性を抑えた味、
そんな印象でした。

さいごに




共に頼んだロールケーキは甘さ控えめでふんわり軽めで、
コーヒーとの相性もとてもよく、いくらでも食べ続けられそうな一品でした。

夕方に入店したんですが、
主婦やご家族でいらしてる方が多い印象でした。
暖色の照明でやや薄暗い店内には、
座り心地の良い椅子やソファが並び、
店員さんの接客スタイルもどこかエレガントです。

コーヒーやスイーツではなく、あくまで主役はお客様。
星乃珈琲の人気の秘訣はそんな居心地の良さにあるのかもしれないと感じた一日でした。

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2019年4月21日日曜日

コーヒーの手網焙煎にかかる時間とお金の話


ぼくが普段焙煎に使っている生豆は、1kgあたり1,300円程度の安価なものがほとんどなので、豆代だけですと1杯あたり20円強と金銭面的にはかなりの節約になっています。
(※これにペーパーフィルター代、水代、ガス代がかかりますが微々たるもんです)

ただ、節約ってだれかに強制されるものではないし、
苦しさが勝ると続かないもんですよね。

それでも自家焙煎をしているのははっきりと目的がありまして、

美味しいコーヒーを安く、好きなときに好きなだけ飲むため

です。楽しむための努力は惜しみません。



とは言っても、
果たして一度の焙煎にどれくらいの時間がかかっているのか?

いくら目的のためとは言っても時間をかけ過ぎているようでは有意義な過ごし方とは言えませんよね。

そこで今日は、
焙煎にどれくらいの時間がかかっているのか紹介したいと思います。

コーヒー豆の焙煎に必要な工程


これまで試行錯誤してきまして、
「これは必要だろう」と胸を張って言える工程だけをまとめています。

1、欠点豆のハンドピック

2、お湯洗い

3、焙煎

4、冷却

5、焦げ豆のハンドピック(※焙煎結果によっては不要)


できるだけ正確な時間を測定したいので、
生豆や器具の準備もすべて含めて、無理にいつもより頑張らないように頑張りました😁

13:44開始


用意した豆はガテマラSHB
これまでにも何度か取り扱ってきた信頼のおける豆です。


バットにあけてハンドピック

このあとの工程で無駄をなくすため、
ピックが終わった豆から順に洗濯ネットに入れていきます。
(所要時間およそ13分)


続いてお湯洗い

汚れとチャフがたくさん出るので、
スッキリした味に仕上げるには欠かせない工程です。
自分の経験上しっかりと洗ったほうがより飲みやすいコーヒーに仕上がります。
(所要時間およそ8分)




いよいよ焙煎です。
ハンドピックとお湯洗いに関しては自分のさじ加減でそれなりに速度調整できますが、
焙煎だけは別物。

焦ってしまうと焦げの原因や、豆の水分が抜けきらず美味しくない豆になりかねません。
今回は念入りにお湯洗いをしたためか24分もかかりましたが、
そのおかげに煙がほとんど上がらず、焦げ豆も抑えてフレンチローストに仕上げることができました。
(所要時間およそ24分)

火を止めたあとはすばやくドライヤーで冷却
手網の上から冷風を当てて、コーヒー越しに自分に当たる風が冷たくなってくるのを目安に完了。
(所要時間およそ5分)




既にしっとりといい色にしあがっています😎


14:34終了


トータルしておよそ50分。

ぼくは決して器用な方ではありませんので、
手際のいい人ならもっと時間短縮できると思います。

冒頭でも書きましたが、
1杯あたりにかかる生豆の値段は20円強。それも1時間以内で完了するんです。

一日400ml(2カップ分)淹れても、
焙煎の頻度は1~2週間に1回だけ済むんです。

美味しいコーヒーを安価で飲みたいと考えている方には、
ぜひ自家焙煎をおすすめします。

今回使用したコーヒー器具

by カエレバ
by カエレバ

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2019年4月15日月曜日

『山でコーヒーを淹れよう♪』六甲山頂で美味しくハンドドリップしてきました


昨年の12月に野外ハンドドリップをしてからはや4ヶ月。

念願の登山にようやく行ってきました!

芦屋川から六甲山へ

先週末、後輩とともに六甲山を登ってきました。



阪急芦屋川から登っていくロックガーデンと言われるコースだったのですが、
同じように登山されている方もたくさんいらっしゃいました。


それもそのはず、天候に恵まれていることもさることながら、
まだこんなにも桜が見られる季節なんです!サイコーですね!


比較的早い段階っでこんな滝もありまして、
しっかりとマイナスイオンも感じてきました。


山の隙間から芦屋浜周辺の景色が覗いて見えます。


進んで行くとさらに景色が広がりまして、
大阪方面まで一望できます。


10年ぶりくらいの六甲登山だったのですが、
いくら気持ちは若くあっても運動不足のアラフォーにはなかなかきついものがありました😎
なので、こんな杉の木があたり一面に生えているスポットで小休止を。


その後も無理をせずに小休止を挟みながら、
出発からおよそ4時間ほどで山頂に到着!


山頂でハンドリップ


さて、お待たせしました。
ようやくここからがコーヒーの出番です😆


山頂手前には山小屋と自販機がありまして、そこで600mlの水を2本購入。
他のコースはわかりませんが、ロックガーデンのコースで考えている方は、
水は麓で買っていく必要はありませんのでご安心を。

山頂は遮るものがないためか、
風が強いので風よけが重宝します。


今回ご用意した豆は先週焙煎したメキシコ

豆の状態もしっとりオイリーだったので、
少し粗目に挽いていきます。
ちなみに3名分の豆を淹れるときは、ポーレックスのミル満タンに豆を入れるとちょうどいい量です。(およそ30g)




前回はソロでの野外ドリップでしたので、
豆の量も1杯分と少なかったのですが、
3名分の豆でドリップすると野外といえど豆の表面も安定してまして、
ドリップしやすい印象でした。



といっても、
サーバーの上ではドリッパーが固定されずに動いてしまうため左手で支えながら。
気がつくとペーパーフィルターに指が触れていたようで死ぬほど熱かったのでご注意を😂

コーヒーのお供はJR芦屋にあるオー・ボン・サンドウィッチビゴ
否、サンドウィッチのお供のコーヒーかw


フランスパンで有名なビゴの店のサンドウィッチ専門店!
字に起こしただけでも美味そうでしかたありませんが、
本当に美味しかった。
一つ一つ具が違うとこまでは想像できますが、
パンの種類まで一つずつ違うという懲りよう。

芦屋に行った際には是非また食べたい一品でありました。

さいごに



野外ドリップはやはり格別です。

登山は決して楽ではありませんでしたが(笑)、
気兼ねなく話せる仲間と美味しいコーヒーのお供があれば、
登頂したことの達成感や登山客たちの楽しそうに食事してる様も相まって、
野外のはずなのに広めのレストランにいるような不思議な感覚でした。
しかもかなり自由度のたかいレストラン😁

登山と野外ドリップはとても相性が良いので、
ぜひ過ごしやすいこの時期に行ってみてくださいね。


オー・ボン・サンドウィッチビゴ
〒659-0092
芦屋市大原町12-28 ロザンカン1F東

https://www.bigot.co.jp/myshop/au-bon-sandwich/

今回使用したコーヒー器具



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PRIMUS(プリムス) 153ウルトラバーナー P-153
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2019年4月7日日曜日

茶こしドリップでコーヒーの生搾りジュースを



2日前に焙煎したメキシコを試飲してみようと思うのですが、
ダイレクトな豆の状態をたしかめたいので、
今回は茶こしドリップで搾りたて生ジュース的に淹れてみようと思います😁



豆の状態は、ほどよくコーヒーオイルが滲み出てきて、
時々「チッ!」という音とともに豆の表面が破裂していました。


茶こしは100円均一でも買えるスタンダードなやつですが、
容量が多くないのでメジャースプーンですりきり1杯分程度に。
(この量を超えると大抵ドリップ中に溢れて失敗してきたもので😅)


また、茶こしの目を通り抜けにくくするために、
少し粗目に挽いておきます。


豆の焙煎度にもよりますが、
ペーパードリップする時に比べるとおよそ2倍くらいの粒度。



お湯を投入してからはスピード勝負なので、
残念ながら撮影は1投目と抽出後のみ😂

もこもこと膨らむ豆のドームを崩さないように、
二頭目はゆっくり回しながら注ぎます。

白い泡も出ていたので比較的高めの湯温かと思われます。


抽出後の1枚。泡の表面にほのかに油分がちらついて見えます。


表面には美味しそうなオイルが浮いていて、縁には泡に混ざって粉が付着しているのがわかります。

上澄みはサラサラとあっさりしています。
これはこれでグビグヒ飲めて美味しいのですが、
1度攪拌すると沈殿していた粉が満遍なく行き渡り、
どっしりとしたコーヒージュースを飲むことができます。


バランスよく苦味とコクがあり、遠くの方に酸味を感じます。
ナッツのような適度な油分を感じ、
飲み終わった後は口の中がわずかにしっとりした印象。

この濃さを超えると、やりすぎ感も出てきてしまいお湯で薄めたくなるので、
茶こしドリップをするには実は焙煎2日後くらいが丁度いいのかもしれません。

関連記事:

2019年4月5日金曜日

【コーヒー焙煎】お湯洗い時間を伸ばすと焦げを抑えられるのか?


桜も咲きだしてすっかり春めいてきましたね。
温かい日が増えてきたもんで、そろそろ冷たいコーヒーなんてのも頭をよぎる今日このごろ。


そこで今日は、最後のストックのメキシコを深煎りに焙煎していきたいと思います。

お湯洗いの時間を伸ばしてみる



生豆をお湯洗いをすることで、ふっくら艶っぽい豆が焼けることはこれまで何度も経験してきたのですが、深く焼けば焼くほど、どうしても焦げ豆の割合も増えることが否めませんでした。。。

そこでふと思いついたこと。

お湯洗いの時間伸ばすことでチャフの発生を抑えることができれば、
焦げ豆も減るのでは?

普段の倍近い時間、とにかく洗濯ネットでゴシゴシこすって、
しっかりとタオルで水気をとってから焙煎に挑みました。

焙煎記録と所見


1ハゼ 12:25(ラップ1)
2ハゼ 21:26(ラップ2)
火止  24:34(ラップ3)

完了  26:36


お湯洗いの時間を伸ばしたことにより、チャフの発生は抑えることができましたが、
全く無くなったわけではなく、水洗いなしで出るチャフに比べると1/3程度くらいは出てました。

ただ、しっかりタオルで水気を拭き取ったおかげか、
2ハゼ以降に多少の煙はでましたが、ほぼ無煙の状態で焙煎することができました。


本当はイタリアンローストにしたかったのですが、
仕上がりシティロースト~フルシティローストくらい。

やはりお湯洗いの時間が長かったためか、
はたまた火力が弱かったのか、
時間をかけて焙煎したにもかかわらず、
控えめな焙煎度で、焦げもほとんどありません。

これはこれですこし酸味もありそうで美味しそうな色ではあります😎

……ところで手網焙煎でほんまにイタリアンローストに焼けるんやろか?

今回使用したコーヒー器具

by カエレバ
by カエレバ

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