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2018年8月31日金曜日

生豆を水洗いしてから焙煎した結果どうなったか?

今回は初の試み!
生豆を水洗いしてから焙煎していこうと思います。

※画像は妖怪小豆洗い

水洗いするとどうなるかについてはこちらのブログをご覧ください。


今回は少し多めの300gからスタートしまして、
ハンドピック後の291gをつかってじゃぶじゃぶ洗っていきたいと思います。


まずは生豆をボールにあけます。


そして上から水を注ぎます。
生豆の汚れなのか、すでに水が濁っているのがわかります。


水に漬けたのは今回が初めてだったので知らなかったのですが、
浮いてくる豆があるんですね!?
これは新たな発見です!


取り出してみるとやたらと白い。
いわゆる死豆というやつかと思うので取り除きます。


水を流しては、米を研ぐ要領で表面の皮を落としていきます。

とりあえず今回は濁りが無くなるまでこれを何度か繰り返します。


(写真じゃあんまりわからんな・・・w)
ほぼ濁りがなくなったのでザルにあけます。


まだ表面に皮が残っているものもありましたが、
焼いてるうちに落ちてくるので多少残っているのは良しとします。


生豆の水気をキッチンペーパーで拭くのですが、
これは失敗でした。。。


びちゃびちゃの豆を拭くのにキッチンペーパーでは耐えられず、
後半は結構びりびりに破けていました。この量だとしっかり水気も取れないですし。。。
これは綺麗なタオルで拭くことをおすすめします。



ビリビリに破けたキッチンペーパーと格闘しつつも、
なんとか焙煎機にセット完了。


この時点で616g。
焙煎機の重さは296gあるので生豆の重さは320g。
たっぷりと29gもの水を吸ってることになります。

焙煎記録と所見





火力はコンロのメモリ「7」
1ハゼ 11:47(ラップ1)
2ハゼ 15:26(ラップ2)
火止  16:45(ラップ3)

完了  18:37

さすがによく水を吸っていたので、
豆の色がアーモンド色に変わるまでに8分ほどかかってしまいました。

その甲斐あってなのか新たな収穫もありまして、

驚くほど爆ぜ音がデカい!!

(主観ですが)水洗いしてないのと比べると2倍くらいあるんじゃないかと。
1ハゼの音には普通にビクッとなりました😅

また、不思議だったのは、あきらかに1ハゼ中なのに普通に煙があがったこと。
2ハゼでは煙の量がいつも以上に発生したこと。
(水洗いと関係するのかどうかは今後確かめていきたいと思います。)

しかし反省点もありまして、
水洗いするとチャフがあまり出ないという情報を入れていたにもかかわらず
↓この有様。
気持ち減ったかも知れませんがほぼ普段と変わりませんw


あまり生豆を傷めてはいけないという気持ちが出てしまい、
洗い方が優しすぎたんだと思います。。。

拭くことも考慮して、
水切りネットを使ったほうが効率が良いのかもしれません。



なんやかんやと手間はかかりましたが、
ふっくらと艶っぽいフレンチローストの豆が焼けました。
自分史上最高のふっくら感なので、手間をかけた甲斐もあるってもんです。


水洗いと関係があるのか分かりませんが、
焙煎後のハンドピックでは貝殻豆がやけに目立ちまして、
最終的に230g残りました。

まとめ



反省点はあるものの、
得るものの方が多い焙煎となりました。
まだ飲んでいないので最終ジャッジは下せませんが、
この豆は美味くないわけがないと思うので早くも楽しみです😎

初回のため段取りの悪い水洗いになりましたが、
やり甲斐を感じられたので今後も続けていきたいと思います。


今回使用したコーヒー器具

by カエレバ
by カエレバ

関連記事:

【キリマンジャロAA】焙煎から3日目と4日目にハンドドリップで淹れてみた結果どうなったか?

タンザニアの最高ランク豆と紹介した「キリマンジャロAA」が、
ようやく飲み頃となりましたので3日目と4日目の味の変化についてまとめていきます。



二日間とも朝食時に淹れた一杯で味の比較してみました。
(※挽き方、湯温はだいたい同じ条件ですが、蒸らし時間は変えてコントロールしているので悪しからず)

3日目の朝


酸味は飛んでいて、チョコレートの風味にも似た苦味があります。
3日目なのでまだ全体的にはあっさりした味をしているいてごくごく飲めました。
完全に冷めきると豆の個性はより際立ってきて、後味にほんのり酸味を感じます。
舌の裏側あたりにやさしい酸味を感じる一杯でした。


4日目の朝


濃いめに抽出したこともあり、ガツンとした味に。
昨日よりも味が安定して苦味が目立つ印象でした。
冷めてからも変わらず苦味は強く、昨日感じていた酸味はほとんど感じませんでした。
手前味噌ですが、決して美味しくないわけではありません😎

しかし、濃く淹れることで、雑味も目立って抽出されていたように思います。
手っ取り早く雑味を抑えるなら湯温を低くしたらいいと思いますが、
これこそ生豆の水洗いで軽減できるのだとしたら、
ひと手間かける価値も大いにありそうです。


まとめ


強い酸味が売りとのキリマンジャロAAですが、
フルシティロースト程度で酸味をほぼ飛ばすことができました。
あくまでも個人的好みの問題なので、
酸味を出したい方は焙煎度をシティローストまでに抑えてみてください。

今回焼いた豆からは苦味の奥に甘みは感じませんでしたので、
フレンチローストやイタリアンローストまで焙煎度を上げたものも試してみたいと思います。



今回使用したコーヒー器具

by カエレバ
by カエレバ
by カエレバ
by カエレバ
by カエレバ
by カエレバ

関連記事:

2018年8月26日日曜日

【キリマンジャロAA】焙煎前と焙煎後のどちらも香りが少ないような・・・

さて、本日より新しい豆の焙煎を始めたいと思います。

この間、東尋坊のIWABA CAFEで飲んだアイスコーヒー(キリマンジャロ)がたまらなかったので、早速購入しました!

というわけではなく、
生豆のストックみたら以前買っていたみたいです。完全に忘れてました😁


キリマンジャロAA
強い酸味と甘い香りで上品な風味、そして優れた香り。

ちなみに、後ろにつく「AA」は、
原産国のコーヒー規格で最高ランクのグレードを意味します。



封を開けバットに移すとこれまで感じたことのない酸味を感じました。
これは焙煎するとどうなるか楽しみです!

キリマンジャロはどこで作られたの?

「キリマンジャロ」というのはコーヒー好きでなくても一度は耳にしたことがあると思います。
ところが、豆の名前が先行して産地があまり知られていませんが(ぼくも知りませんでした😅、産地はタンザニア


場所はといいますと、
コーヒーが発見された国として有名なエチオピアの少し南に位置しているようです。



キリマンジャロ山の麓(といっても標高1500~2500mの高地)のプランテーションで育てらているため、個性的な風味が出やすいそうです。

焙煎の準備に取り掛かります

250gの生豆をバットにあけてみてまず感じたのは酸味だったのですが、
ざっと見る限り欠点豆もさほど多くない印象

そのため、ハンドピックも苦ではなかったのですが、
白い糸が混入していました。
それも2本w



コーヒーの本ではたまに豆以外のものが混入していることもあるとは読んだことがあったのですが、直面するのは初めてだったもので妙に嬉しかったですw

遠路はるばるタンザニアからやってきたのかい?



そして、ハンドピック後239gの生豆を使って焙煎を始めたいと思います。

ちなみに今回は初めての豆ということなので、
以前紹介した水洗いは行わず、普段通りのやり方で焙煎していきます。

また、アイスコーヒーにして美味しかったということと、
自分の中の基準の味を知る意味も込めて、
フルシティローストからフレンチローストくらいを目指します。



火力はコンロのメモリ「7」
1ハゼ 09:03(ラップ1)
2ハゼ 13:39(ラップ2)
火止  16:00(ラップ3)
完了  17:19


開始5分ほどで色がベージュからシナモンに変化していき、
やや香ばしい香りが立ち込めます。
他の豆と比べると比較的大人しいですが。

ハゼ音は1ハゼも2ハゼもわかりやすく、
時間を見ても分かるとおり特段苦労した点もなくスムーズに焙煎を終えることができたと言えます。



仕上がりはフルシティローストといったところですが、
焼き終わった豆からもやはり香りが少ないように感じます。

元来こういう豆なのか、それとも焙煎の工程で香りを抑えるようなことをしてしまったのか?



ちなみに焙煎後のコンロの様子。
チャフは多くもなく少なくもなくといったところ。


ハンドピックも終えた完成品はこちら。
250gスタートで192gなので、コスパはそこまで高くないのかもしれませんが、
初めての豆なのでどのような味になるか楽しみです。


今回使用したコーヒー器具

by カエレバ
by カエレバ
関連記事:

東尋坊に行くなら是非とも寄りたいおすすめカフェ

2018年8月23日木曜日

こんなにもかっこいい家庭用エスプレッソマシンの数々

マキネッタの記事をUPした際にちらっとご紹介したのですが、
エスプレッソマシンとマキネッタでは気圧に大きな違いがあります。

エスプレッソマシン:9気圧
マキネッタ    :2気圧

マキネッタでも美味しいコーヒーは淹れられるのですが、
残念ながらお店で飲むような濃厚なエスプレッソとはあきらかに違っています。


そんなもやもやした気持ちを吹き飛ばすには、
エスプレッソマシンを買うしかないのではないかと思いまして、
暇を見つけてはマシン探しに没頭しています😎
(もうね、見てるだけでちょっと幸せになれるんですw)

そこで、備忘録もかねまして、
ぼくが見つけたかっこいい家庭用エスプレッソマシンをご紹介!


LA MARZOCCO(ラ・マルゾッコ)

イタリア(フィレンツェ)に本社を構えるエスプレッソメーカー。
製造過程では一貫したハンドクラフトを実践していて、スチームと抽出を切り離したダブルボイラーシステムを搭載している。


La Pavoni(パヴォーニ)

100年の歴史をもつイタリアのエスプレッソマシンメーカー。
シンプルなデザインと完全手動によるコーヒーを淹れているという実感が存分に楽しめる一品は、今でもイタリアのバールでは定番のブランド。

La Pavoni(ラ・パボーニ) エスプレッソコーヒーマシン プロフェッショナル PLH


Ascaso(アスカソ)




1962年創業の老舗エスプレッソマシンメーカー。
現在の原型といわれるマシンをつくったガジア社で働いていたJesus Ascasoがスペインで創業した。業務用と遜色のない性能であるうえに、カラーリングの豊富さは嬉しいところ。


ASCASO DREAM エスプレッソマシン polished aluminum


VIBIEMME(ビビエンメ)

イタリア(ミラノ)に拠点を置くエスプレッソマシンメーカー。
時代の流れにとらわれないシンプルでスタイリッシュなデザイン。
最先端の技術を取り入れていていながらも、一切の無駄を省くことで高いコスパを実現している。


slayer espresso(スレイヤーエスプレッソ)
「ボタン一つで9気圧の力でエスプレッソを落とす従来のエスプレッソマシン」に疑問を持ち、バリスタがアーティストのように個性を出して味を追求できるマシンを作りたいといったコンセプトを元につくられたシアトル発のエスプレッソマシンメーカー。


まとめ

「エスプレッソはラテアートくらいでしか個性を出せないのでは?」
どこかこういった偏見を持っていたのですが、
ここでは紹介しきれない様々なタイプのマシンもあるようでして、
広い世界を知ることができました。

ただ眺めているだけでもヨダレもんのエスプレッソマシンですが、
見た目の美しさだけでなく、味の調整が効くことを知れただけでも収穫といえます。

家庭用とはいえ高価な代物ですので、
自分にあった一品が見つかるその日までもう少しモヤモヤしていたいと思いますw

関連記事:

ビアレッティのマキネッタ(直火式エスプレッソメーカー)モカエクスプレスを徹底解剖!【各パーツの紹介編】

2018年8月19日日曜日

焙煎前のコーヒー生豆を水洗いするとどうなるのか?

以前から興味はあったものの、
たぶん面倒くさいだろうなということで避けてきたのですが、
生豆を洗ってから焙煎すると味が良くなるそうです。



ぼくは深煎りの豆が好みなのですが、
「深煎り=良く焼く」必要があるため、
どうしても苦味が強くなる傾向にありました。

しかし、生豆の水洗いについて調べてみると、
もしかしたらこの苦味を抑えられるのかもしれないという結論に至りました!




なぜ洗うのか?

表面の薄皮を取るため。
薄皮を取ることで煙の発生を抑えて、いぶり臭や雑味の原因を取り除くことができる。


洗うとどういうメリットがあるのか?

雑味が取れてスッキリした後味になる。
ここに着目しました。洗うことで苦味も緩和できるのではないかと。


どうやって洗うのか?

水の入った鍋などの容器に生豆を投入。
米を研ぐ要領で豆を洗い、濁った水を捨てる。
何度か繰り返し生豆が綺麗になったらザルにあげる。

水の透明度については諸説あるようで、
旨味も逃げてしまうため多少濁ったまま終わらせる方や、
雑味を取り除くため水が透き通るまで洗う方。
そもそも豆を洗うこと自体反対するという意見もあります。

どの程度洗うのかどうかは好みの域と思われるので、
自分にあった加減を見つけていくのがいいのかもしれません。

まとめ

ということで、
水洗いをすること自体は手間がかかるということを除いては
メリットの方が多いようなので、
焙煎の工程に水洗いを増やすことでどう変化していくか試してみようと思います。

2018年8月15日水曜日

東尋坊に行くなら是非とも寄りたいおすすめカフェ

盆休みを使って嫁さん家族と北陸まで旅行に行ってきました。


普段は建物に囲まれているから暑いもんだと思っていまして、
北陸が涼しければ良いなぁと淡い期待を抱いていましたが、
関係ないですね😂

北陸もばりばり暑い!


二泊三日で石川がメインの旅だったのですが、
最終日に嫁と2人現地解散させてもらい、福井県は東尋坊まで足を運びました。


生まれて初めて見る東尋坊は、
さすがは火サスのロケ地とあって、圧巻の断崖絶壁感でした!


上から覗きこむだけではなく、
遊覧船に揺られながらガイドさんの小話も聞きつつ。

海沿いの観光地とはいえ海水浴をしにきたわけではないため
(現地の人と思しき方は飛び込んでましたがw)
暑さに耐えきれず、居ても立っても居られなくなり涼みに来ました!



スタバ ならぬ IWABA CAFE(イワバカフェ)へw





命の危険を感じるレベルでほんとに暑いもんだから、
店内の涼しさだけでかなりの高得点なんですが、
ここで食べたバニラソフト(写真なし😅)とアイスコーヒーは美味しかった。



見た目(外観、ロゴetc)という意味では本家スタバを彷彿させるポイントが多々あるのですが、
バニラソフトの濃厚なミルク感、アイスコーヒーのいくらでも飲みたくなるバランス感
はいい意味で全く別の店だと実感。

両者を一緒に頂いたのがより良かったのかもしれませんが、
コーヒー好きの端くれとしてここのアイスコーヒーは嫉妬するレベルで美味しかったです。

残念ながらどうやって淹れていたか見てなかったのですが、
アメリカーノコールドブリューとは違う昔ながらのアイスコーヒーに感じたので、
恐らくハンドドリップで濃い目に淹れたものをアイスでぎゅっと冷やしてるのではないかと思われます。

ちなみに豆はキリマンジャロを使用しているそうですが、
まだ焙煎したことがないので一度手合わせしてみたいものです。

東尋坊まで行くことがありましたら是非お立ち寄りください。
http://iwabacafe.com/index.html

関連記事:

コーヒー旅行記~エスプレッソの国イタリア~