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2018年11月29日木曜日

ブラジル×コロンビアのブレンド豆をシティローストに仕上げることに




25cmの高さで振り始める


シングルの豆を焙煎する時はそこまで意識しないのですが、
前回、初めて焼いたブレンド豆がこれまでにないほど焦げの破片が多く出てしまいました。

そのため、今回は開始から4分半の間は火から25cmくらい離して振ることで、
じんわりと満遍なく豆の水分が抜けるように下準備をしていきました。

開始8分でピスタチオのような香り


はじめに火から離して熱を加えていったため、
普段よりも豆の変化も時間がかかっていました。
豆の色味がベージュからカーキに変化していく過程で、
ピスタチオのような香りを感じます。

ピスタチオからアーモンドへ


開始11分ほどで、香ばしい甘みが広がりました。
この時、色味的にも徐々にアーモンドのように茶色く変化していき、
ようやくいわゆるコーヒーの香りがし始めました。


焙煎記録と所見


火力はコンロのメモリ「7」
1ハゼ 13:47(ラップ1)
2ハゼ 17:26(ラップ2)
火止  18:26(ラップ3)

完了  19:39

なぜだか分かりませんが、
このブレンド豆(ブラジル50%、コロンビア50%)は煙の量が少ないです。

家で焙煎する身としては非常にありがたい限りなのですが、
それぞれのシングルで焼いたときは特別に煙が少ない印象はないので、
ブレンドにすることでなにかしら反応しあっているのではないかと思います。


左:今回の焙煎(シティロースト)  右:前回の焙煎(フルシティロースト)

最後に


前回焼いた豆もそれなりに美味しいのですが、
苦味が強く酸味がほぼ感じられませんでした。

そのため、焙煎度を1段階落としてシティローストに焼き上げることで
少しだけ酸味を引き出そうと試みました。
仕上がった豆を見る限り、(やや色むらはあるものの)割と狙い通りに焼けたので、
今から飲むのが楽しみでなりません😄


今回使用したコーヒー器具

by カエレバ
by カエレバ

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2018年11月23日金曜日

3日目のブレンド(ブラジル50%、コロンビア50%)をペーパードリップしてみた


初めて狙って焼いたブレンドをハンドドリップしてみました。 

上の写真は恐る恐るブロッコリーをむさぼるゴリラ。きっと同じ気持ち😆


早速ペーパードリップしていきます。




こうやって豆を見ると改めて焦げで欠けてる部分が目立ちますね。



まだ3日めということもあるので、
より抽出しやすくするためにダイヤルは左から3段階目の細挽きに設定。




20秒蒸らしてみましたが、
ドリップ時から香りが広がることはほとんどありませんでした。



飲んでみた感想



口に含むと味がしっかり抽出できてることはわかりますが、
まだ熟成されてないせいか尖った苦味や若干のエグ味が広がります。

しかし、冷めてくるとともに味もまろやかに変化していき、
温くなった頃にはどっしりとした苦味(酸味は感じない)が口の中で広がりました。

今回はしっかり抽出するために蒸らしすぎたのかも知れません。


最後に



1つ気になったのは、
ブレンドとしての良さは引き出せていたのか?ということ。 

今回はフルシティローストに仕上げましたが、
シティローストに抑えてもう少し酸味を出すのか、
もしくはフレンチローストにして甘みが出るまで焼き切るか。。

この豆を飲み終わるまでには方向性を定めたいと思います。

今回使用したコーヒー器具

by カエレバ
by カエレバ
by カエレバ
by カエレバ
by カエレバ
by カエレバ


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2018年11月18日日曜日

珈琲問屋さんの『ポピュラーなブレンド(生豆)』を焙煎してみた


自分でブレンドするのはまだ早いよなぁー思っていたところ、
こんな便利な豆を発見しました!


珈琲問屋さんの『ポピュラーなブレンド』


ブレンドの仕方は数種類の焙煎した豆を混ぜるしかないものと思っていたのですが、
生豆の状態から混ぜることもあるということを知りまして、
普段お世話になってる珈琲問屋さんにもそういった生豆があったので早速購入してみました!


このブレンドはコロンビア50%、ブラジル50%なんですが、
生豆を見ただけでは大きさの違いも無いので、どれがどっちの豆なのか分かりません。

これはきっとまとめて焙煎した時の火の入り方が均一になるように大きさが近い豆を選んでいるのも一つの理由と考えられます。


生豆を洗ってみてもやっぱり豆の違いが分からないですね・・・😅


焙煎記録と所見



火力はコンロのメモリ「7」
1ハゼ 06:18(ラップ1)
2ハゼ 10:01(ラップ2)
火止  15:27(ラップ3)

完了  16:28

今回の焙煎は特徴的なポイントが3つありました。


◆1、1ハゼの始まる時間が早い

これまで何度も焙煎してきましたが、
1ハゼがこんなにも早く始まったことはありませんでした。
アベレージ9~10分程度くらいはかかるものでしたが、
6分を過ぎた頃にはバチバチ言いはじめました。

◆2、煙がほとんどあがらない

水洗いを始めてからは1ハゼの段階から煙があがることが常でしたが、
1ハゼではあがるこはなく、2ハゼになっても煙の量がかなりの少量でした。

煙があがらないことを良いことに、
2ハゼから引っ張る時間を5分超(いつもの倍)にしてみましたが、
結果的にはフルシティローストくらいの焙煎度合い。



◆3、焦げの破片は多いが豆本体は焦げていない

いつも以上に焦げの破片は多く出ているのですが、
豆本体の焦げは少ない印象。


焙煎度合いの問題かもしれませんが、
これだけ破片は出てるのに本体が焦げてないのも不思議な感じがしました。


↑こんな豆が多数ありました。

まとめ


今回はフレンチロースト~イタリアンローストを目指して焙煎を行ったのですが、
2ハゼからの引っ張りが5分強でも足りないことが分かりましたので、
同じ環境ならトータル20分程度かけて焼き続ける必要があるかと思います。

ひとまずは、今回焼いた豆も失敗という感じではないので飲み頃になるのが非常に楽しみです!


珈琲問屋


今回使用したコーヒー器具

by カエレバ
by カエレバ

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2018年11月7日水曜日

茶こしを使ってハンドドリップするとコーヒーがこんなにも美味しい


茶こしでコーヒーを淹れると美味しい!


そんな噂を小耳に挟みまして、
なるほど、原理的にもステンレスフィルターで淹れるのに近いとは思いますが、
それよりも網目の数が多いのでより濃いエキスが漏れていくのかな??
という期待を胸に早速試してみました。


グラインダーで豆を挽きます




用意した豆はブラジルの深煎り。
茶こしの目の大きさにあわせて少し粗挽きに設定します。


あまり大きな茶こしではないので、
メジャースプーンすりきり2杯くらいにしたのですが、
すでにモリモリやし底に粉落ちてもうてるしw

どのみちドリップ後は微粉がすり抜けることを想定しているので気にしません😎

ぬる目のお湯でハンドドリップしていきます





・ペーパーフィルタよりも直にエキスが抽出されること
・深煎りの豆であること

これらを考慮しまして、
やかんのお湯から湯気が出始めた段階で火を止めドリップポットに移しました。

一投目はやんわりと膨らみましたが、
崩壊して豆がこぼれ落ちないように神経を集中させます。



2投目からは全体的にお湯も馴染んできまして、
いざしてみると案外どっしりしていまして崩壊しないもんですね。


とはいえ直径7cmしかない茶こしなもので、
お湯を投入する回数はペーパーフィルタに比べると倍以上行うことになりました😅


淹れ終わったコーヒーの色は若干薄いようにも見えます。

(淹れ終わってお湯が抜けきった後の茶こしの様子)

いざ飲んでみます


写真にうまく写せないのが残念でなりませんが、表面のコーヒーオイル半端ないです。
ちょっとした中華スープくらいオイリー😂

実際飲んでみると、
ペーパーフィルターに比べコーヒーエキスがより多く出てるような印象。

良くも悪くも角が取れた味がペーパーフィルタの良さだとしたら、
茶こしのそれは加工されている感じが少なく、より原始的な味わいを楽しめます。

どちらのコーヒーも甲乙つけ難く美味しく、
どことなくアサウラコーヒーさんで頂くエアロプレスのコーヒーを思い出させてくれました。


アサウラコーヒー
大阪府大阪市北区豊崎3-17-2 豊崎エムエービル 1F
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27077995/

まとめ


ペーパーフィルターを切らしてしまった時なんかは十分代用できますし、
お好みにあわせて茶こしドリップの日を設けるのも全然ありだと思います。

ただ、茶こしのサイズが小さいと手間がかかるため、
直径が大きいものもしくは深めの茶こしをご用意されることをおすすめします😆



今回使用したコーヒー器具

by カエレバ
by カエレバ
※品番が不明のため類似品かもしれません
by カエレバ
by カエレバ
by カエレバ

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2018年11月2日金曜日

コーヒー生豆の水洗いにはDAISO(ダイソー)の洗濯ネットがおすすめな3つの理由


生豆の水洗いがデフォルトになり早いもので2ヶ月が経ちます。

ザルから始まり、シンクの水切りネットと身近にあるグッズを駆使して行ってきましたが、最終的に洗濯ネットに落ち着いています。

DAISOの洗濯ネットがおすすめ


家にあるいくつかの洗濯ネットで試しまして、
足繁く様々な100円SHOPにうかがって調査しました結果、
このネットは生豆用なのか?!(…そんなことはない)
というくらい使い勝手が良かったのでご紹介!


粗目でしっかり洗える 円柱型CYLINDRICAL LAUNDRY NET(ランドリーネット)




この洗濯ネットがおすすめな3つの理由


1,このサイズ感

↓の写真は生豆250gを入れたときのものです。



この写真だけ見ると『ちょっと大きすぎないか?』という感じは否めませんが、
いざ洗ってみるとこれくらいゆとりがある方が使い勝手はいいのです。

余談ですが、
あくまでもぼくは手網焙煎をしていますので、
一度の扱える豆の量は250g程度が限度。それを超えると網のなかの豆が窮屈で均一に焼くことができません。


2,網目の大きさ


洗ってる最中は生豆が下に集まるのですが、
絶妙なサイズの網目のため、
隙間から生豆がすり抜ける心配がありません!

しかし、洗うほどに落ちていくチャフ(生豆の皮)はその隙間からすり抜けていくのです!


3,ネットのシャリ感

さらに、写真では分かりにくいのですが、
この洗濯ネットはシャリ感が強く
揉み洗いするときに適度に生豆の表面に刺激を与え、
よりチャフを落とすことに一役買ってくれるのです!


当然ですが、三拍子そろったこの洗濯ネットでも108円(税込)ですからね!
ほんと日本の百均は優秀ですね😎


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