今日はこのマキネッタを徹底解剖したいと思う。
仕組みを理解することで失敗するリスクを減らし、
いつでも美味しいエスプレッソを抽出できるようにポイントを抑えておきたい。
今回紹介するのはbialetti(ビアレッティ) のモカエキスプレス4cup用。
まずは、マキネッタを分解し、各パーツの名称と役割をご紹介。
(※付属の取扱い説明書に記載された名称でご紹介してます)
①上部
抽出されたエスプレッソが溜まる部分。サーバーの役割。
蓋を開けると内部はこんな作り。
中心から抽出液がコポコポと溢れ出てきます。
②タンク
水やお湯を入れる部分。
内側にある安全弁(ナットのような部分)の下まで水を入れます。
安全弁は余計な圧力を外に逃がす役割。
ちなみに田口先生の本によると、
水からスタートすると沸騰するまで時間がかかり、
エキス分を瞬時に抽出できないため、お湯を注ぐことを推奨している。
③フィルタープレート、パッキン(上から順)
フィルタープレート:抽出液からコーヒーの粉を濾すための部品。パッキン:タンクと上部をしっかり締めて圧力が逃げないようにするための部品。
※パッキンは元は真っ白で、写真は約2ヶ月使った状態のもの。
④フィルターバスケット
コーヒーの粉を入れる部分。
お湯を入れたタンクにフィルターバスケットをセットした状態でコーヒーの粉を入れる。
機械のエスプレッソマシンはタンピングといって下記写真のように押し固めますが、
これは9気圧の蒸気を吹き付けて抽出するため。
マキネッタの場合は2気圧の圧力しかないため、
押さえ固めてしまうとお湯が通りにくくなりうまく抽出することができません。
まとめ
スタバ等のカフェでみかける機械のエスプレッソマシンと同じように考えると、誤った解釈で間違った使い方に繋がりかねません。
そのため、まずは各パーツの正しい役割と注意点を知ることが大事。
そして、これらのポイントを頭に入れることができたら、
次は正しい手順で美味しいエスプレッソを抽出する方法を覚えていきたいところ。
次回は失敗しない抽出方法をご紹介します。
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