ぼくが普段焙煎に使っている生豆は、1kgあたり1,300円程度の安価なものがほとんどなので、豆代だけですと1杯あたり20円強と金銭面的にはかなりの節約になっています。
(※これにペーパーフィルター代、水代、ガス代がかかりますが微々たるもんです)
ただ、節約ってだれかに強制されるものではないし、
苦しさが勝ると続かないもんですよね。
それでも自家焙煎をしているのははっきりと目的がありまして、
美味しいコーヒーを安く、好きなときに好きなだけ飲むため
です。楽しむための努力は惜しみません。
とは言っても、
果たして一度の焙煎にどれくらいの時間がかかっているのか?
いくら目的のためとは言っても時間をかけ過ぎているようでは有意義な過ごし方とは言えませんよね。
そこで今日は、
焙煎にどれくらいの時間がかかっているのか紹介したいと思います。
コーヒー豆の焙煎に必要な工程
「これは必要だろう」と胸を張って言える工程だけをまとめています。
1、欠点豆のハンドピック
2、お湯洗い
3、焙煎
4、冷却
5、焦げ豆のハンドピック(※焙煎結果によっては不要)
できるだけ正確な時間を測定したいので、
生豆や器具の準備もすべて含めて、無理にいつもより頑張らないように頑張りました😁
13:44開始
用意した豆はガテマラSHB
これまでにも何度か取り扱ってきた信頼のおける豆です。
バットにあけてハンドピック。
このあとの工程で無駄をなくすため、
ピックが終わった豆から順に洗濯ネットに入れていきます。
(所要時間およそ13分)
続いてお湯洗い。
汚れとチャフがたくさん出るので、
スッキリした味に仕上げるには欠かせない工程です。
自分の経験上しっかりと洗ったほうがより飲みやすいコーヒーに仕上がります。
(所要時間およそ8分)
いよいよ焙煎です。
ハンドピックとお湯洗いに関しては自分のさじ加減でそれなりに速度調整できますが、
焙煎だけは別物。
焦ってしまうと焦げの原因や、豆の水分が抜けきらず美味しくない豆になりかねません。
今回は念入りにお湯洗いをしたためか24分もかかりましたが、
そのおかげに煙がほとんど上がらず、焦げ豆も抑えてフレンチローストに仕上げることができました。
(所要時間およそ24分)
火を止めたあとはすばやくドライヤーで冷却。
手網の上から冷風を当てて、コーヒー越しに自分に当たる風が冷たくなってくるのを目安に完了。
(所要時間およそ5分)
既にしっとりといい色にしあがっています😎
14:34終了
トータルしておよそ50分。
ぼくは決して器用な方ではありませんので、
手際のいい人ならもっと時間短縮できると思います。
冒頭でも書きましたが、
1杯あたりにかかる生豆の値段は20円強。それも1時間以内で完了するんです。
一日400ml(2カップ分)淹れても、
焙煎の頻度は1~2週間に1回だけ済むんです。
美味しいコーヒーを安価で飲みたいと考えている方には、
ぜひ自家焙煎をおすすめします。
今回使用したコーヒー器具
新越金網
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野田琺瑯(Nodahoro)
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